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BBG48とフェミニズム [社会]

BBG48で活動してると、よく女性から「女性の気持ちよく分かっていますね」って言われる。


とんでもない。


俺ぐらい女性の心が分からない人間はめったにいない。「女性って全く理解不能で謎な生き物だなー」って感じながら生きているよ。はっきりいって苦手である、ほぼ全女性が。

そう思いながら生きてきたからこそ、ゴキブリコンビナートは完全な男目線の作品をやっている。女性がドン引きするようなどす黒い男の本音をむき出しにする作風を自負している!

で、BBG48の作品群はどうやって作られているかというと、
「女性には理解しようもない男の小汚くどす黒い本音の部分」
をそのまま一人称を女性に代入して書き換えて作っている。

それが「女性の気持ちをよくわかっている」などと解釈されるのだから、世の中不思議だねー。


「男女のメンタルは永遠に平行線。永遠に分かり合えることなどない」

と思っていたら、意外に本質は似たようなものだったってこと?


「男女の性格に本質的な差などない。基本的に同質である。男女の非対称性など幻想。」などと結論付けると

フェミニストが喜びそうだな。


だが、そんな結論に達する気はない。「意外なところに男女の共通部分がある。でも全く同じではない」ぐらいの理解でいいだろう。

「男女に性格、趣味、趣向の違いがあるとすれば、それは男社会の長年に渡る抑圧が原因で、より人権に配慮した社会に向かえばそんなものは消失するはず」

というフェミニズムの主張には同意しない。

性ホルモンの分泌が男女の性格に影響を及ぼしてるので、完全に男女が同じ性格になるなんてことはないと思っている。だが、それも生物学的に結論付けられたものでは決してないので、あくまで勘ね。勘。推定。もちろん性ホルモンが性格に及ぼす影響などなく、男女の性格差は社会的なものという結論も特に出てない。現時点では誰もが勘、印象で語るしかない。


フェミニズムは「男は男らしく」「女は女らしく」という価値観とか、「男はこれがかっこいい」「女はかくあるのが魅力的」みたいな属性差、属性ごとにちがう評価軸で優劣をつけられる社会を変えていこうとしている。その理想的な状況とは容姿、ファッション、価値観、性格、趣味、すべてにおいて男女の差が個人差に埋もれてしまう社会だろう。その理想社会ではもはや初対面の人間を男か女か判別することはもはや不可能である。

そんな社会が果たして可能なのか?俺は可能だと思う。医学的に処理できる、もしくは将来処理できるようになりうると考える。もし男女差がホルモンの分泌から帰来するものだるなら、ホルモンの調整を幼児期よりすればいい。医学が本気でやれば、そんな遠い将来じゃなくても出来るようになりそうだ。胸の大きさも、体格差も、顔つきも男女の区別がなくなる社会は可能だと思う。


もっとも、俺はそんな社会はまっぴらゴメンである。まあ、明日突然そんな社会が実現するわけはなく、多分俺が死んだあとになるだろう。その時代に生まれついた人々は、それを当たり前だと思って受け入れて生きていくだろう。だから問題はない。別に心配はしていない。俺が生きている間は「平等も大事だが、平等より大事なものも時にはある」ぐらいな緩い平等観で生きていられるはず。



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