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相撲を滅ぼさないために(滅んでも別にいいけど) [文化]

日本語カタコトの外人たちが、上位を独占し優勝を争う、そんな国技見て楽しいかい?


日馬富士だの白鵬だの貴乃花親方だの、去年からいろいろと話題だけど、そもそも今相撲って人気あるのかね?上位ほとんど外人だろ?国技としてどうなのよ、それ。


野球は1チーム何人とか外人枠が設定されているが、相撲はどうなのか?調べてみると、かつては外人枠などなく無制限だったが、外人が上位ランクにどんどん進出してくるのでさすがに90年代初頭から制限を設け出たらしい。さらには、単に「外人枠」とすると、「相撲のために日本国籍を取得した生まれも育ちも外国の人」がどんどん入ってきてしまうので、「外人枠」を「外国で生まれ育った人」枠に設定替えするとかいたちごっこが展開されているらしい。おもしれえな。

そもそも何で外人が入ってきてしまうのか?恐らくどの部屋の親方も「日本の相撲をさらにハイレベルにし、盛んにするため外国人力士を積極的に起用するのが望ましい」なんて思ってないはずだ。外人など少ないほうが国技らしくていいと思ってると思う。なら何故起用するのか?他の部屋が強い外人を呼ぶかもしれないから、自分が呼ばないと損するから呼ぶのだ。これはまるで囚人のジレンマである。囚人のジレンマ、つまり全体を良くする選択肢があっても、自分だけが損する可能性があると、全体としては悪い方向に進むけど自分の損が少ない選択肢を選んでしまうというジレンマ。協力より裏切りを人は選んでしまうのだ。


外国人力士の態度やら戦い方やら問題とされているけど、まあ相撲の将来に向けての選択肢は2つしかないだろうな。


1つは潔く無制限に国際化する。どんどん外人を入れる。ランク上位に日本人は殆どいなくなり、国技としての体裁を保てなくなるだろうな。ならば、国技であることをやめ、純粋に近代スポーツとして認めなおせばいい。当然弓取り式やったり、マゲ結ったり、マワシ締めたりは廃止な。儀式的なものは全て廃止だ。それでもかつては国技であったものが世界的に人気のスポーツとして認められれば、「日本スゴイ」を言い続けたい愛国者の皆様も別に不愉快な事態にはならないだろう。もちろん女性力士の参入も認められるべき。


もう1つは、外人の完全排除だ。差別的と言われるかもしれないが、儀式、神事なのでしょうがない。


このどっちか2つの選択肢を選ばないかぎりは、現在の状況がさらに進み、相撲の人気は先細り的に衰退し、相撲は滅んでしまうだろう。


まあ、俺は別に滅んでもいいけど。相撲見てないし

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