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何でも聴いてみよう [文化]

基本的にダサいものの味方、センス悪いものの味方でありたいが、ダサければなんでも愛せるというものではない。 

何をもバカにしない、上からの目線で見ないという境地に達したいが、ついついバカにしてしまうものはある。 

修行が足りないのかな? 

センスの悪い人が聴く音楽といえば何だろう。アルフィー、チャゲアス、アリスを真っ先に思い浮かべる人は多いはずだ。 

しかし、例えばアルフィー。http://ja.wikipedia.org/wiki/THE_ALFEE#.E7.89.B9.E8.89.B2 
ウィキペディアによれば、「プログレッシブ・ロックの影響を受けたJポップ界では希有な存在」とある。ジャン・ポール・ゴルチエと共同企画のコンサートもあったという。Jポップ界で最もモードと遠いところにあるとされるアルフィーにして、ジャン・ポール・ゴルチエとは! 

プログレとカテゴライズされるバンドの中には、好感を覚えたり、愛聴盤(例えばこんなのhttp://www.amazon.co.jp/Canaxis-Holger-Czukay/dp/B0000067XD/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1269717394&sr=1-1)をもたらしてくれ、影響を与えてくれたものもいくつかあるが、俺の知ってるプログレに何か共通する部分をアルフィーに感じたことは一度もない。しみったれたおセンチな曲の中で唐突に異様に勇ましいフレーズが奏でられてビックリするときがあるが、ああいうところがプログレなのか?よく分からない。 

プログレとは何か?現代音楽に影響を受けた複雑な曲構成、実験的な試み、難解さなどを特徴とするロックという認識でいいだろうか?逆にアルフィーといえば、分かりやすすぎるくらい取っつきやすいメロディー、チープでありがちな曲想、無難な曲構成というイメージしかなく、全く逆である。だが、俺はプログレについてはいくつかのバンドについてはファンであるもののよく知らないのだ。アルフィーを聴けばプログレが分かるかも知れない。 

そんなわけで、こんなの注文してみた。http://www.amazon.co.jp/ARCADIA-ALFEE/dp/B00005FPVM 

さて、チャゲアスだが、http://ja.wikipedia.org/wiki/ASKA#.E3.82.A8.E3.83.94.E3.82.BD.E3.83.BC.E3.83.89 
ウィキペディアによればASKAは「複雑なコード進行と転調の激しい曲は唯一無二であり、プロからの評価も高い」という。これもビックリ。とっつきやすいシンプルな展開と分かりやすさこそが世間での評価だからだ。プロっていうか音楽に疎い人からの評価が高そうだ。だが、考えてみよう。難解で高度なコード進行をあんなチープで陳腐で工夫や独創性のかけらも感じられなさそうなシンプルな曲に盛り込むことに成功してるというのなら、彼らは天才かも知れない。世間的には「かっこつけかた間違った無様な例」の代表として認知されているが、実は違うのかも知れない。 

そこでこんなの注文してみた。http://www.amazon.co.jp/TREE-CHAGE-ASKA/dp/B000064M2T/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=music&qid=1269718564&sr=1-4 


しかし、彼らって生理的にダメなんだよな。ASKA歌い方とか。チャゲとか。耐えられるかな・・・ 

さて、アリスだが、 
http://ja.wikipedia.org/wiki/アリス_(フォークグループ) 

●初期はブルースの影響を強く受けていた。 
●谷村新司はジェームス・ブラウンの初来日を企画 

など、調べるとやはりイメージを打ち破る意外なエピソードがあった。 

しかし・・・注文はしねえよ!

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